さて、今回は、待合場所の仕切りを作りました。
美容所の開設基準で明確に、待合場所を作れと定義されています。
客の待合場所
・作業室には、作業中の客以外の者をみだりに出入させないこと。
・作業前の客を作業室と明瞭に区分された場所(待合場所)に待機させる措置を講じること。
これが、なかなかに厄介で、東京都の場合は、こういう感じで明記されています。が、分かりづらい…ちなみに、作業室は、施術をするスペースですね。ここも要注意で、施術スペースの広さも基準があるので、待合場所を大きくし過ぎて基準に抵触しないように注意が必要です。
床面積
・美容の業務を行う1作業室の床面積は、13平方メートル以上であること。
〔面積は内法(うちのり)により算定する。〕
これですが、私も、色々を調べましたが、基準が曖昧… なんなら、カーテンで仕切っとけばいいのかとか。
この点ですが、内装業者さんにお任せしちゃう場合は、その内装業者さんが慣れてれば、基準に対応するようにやってくれると思いますが、慣れてない場合は、設計図が出たタイミングで保健所に相談すると良いと思います。
私の場合も、最終、保健所に聞きました。
こんな感じで作ろうと思ってるんですけど、これでいいですか?で。
私の場合は、施術中のお客さんが安心できるようにちゃんと仕切りつつ、でも、圧迫感をなるべく出さないように施工しました。
柱を立てて壁を作り、上側を隙間を空けてます。
製作中、すいません、このころめちゃくちゃいろんなことに追われてて、施工中の写真がありません…
柱は、横横以外隠れますが、出る部分はペンキで塗ります。
柱に合板を貼り付けます。
合板は、壁紙を貼って施工しました。
壁紙は、普通に楽天市場などで、住宅用ののりつき壁紙が売ってますので、好みのもので選べばOKです。
あ、のり付きがいいです!届いたらすぐに貼れますし、のり付ける手間がないので、必ずのり付きを選んで下さい。のりなし買っちゃうと大変です。
あと、今回は剥がれる必要はないので、普通のもの。
剥がしたい場合は、剥がせる壁紙なんかも売ってますが、粘着が弱いので剥がれちゃう可能性はあります。ここは、施工場所の都合で選べばいいと思います。
えっと、機会があったらちゃんと説明しますが、こんな感じで、完成!
一枚目の写真に変な木枠があるかと思いますが、こちらは、カウンターの失敗作…がちんこの失敗作…
こちらは、ごみとなりました。。。
待合は、十分な広さがあります。というか、こんな広さいらなかったかな^^:
これで、保健所の現地検査は、問題なくパスしました。まったく、仕切りに関しては、何も言われることなく。
保険の検査に関しては、また、記事を書きたいと思います。
一応、東京都荒川区の保健所であれば、今回のこの写真の仕切りでOKでしたが、都道府県、と、市町村の保健所によって基準が若干曖昧なところがあるので、施工前に必ず保健所に相談したほうがいいです。
ちなみに、最初、悩んでて、どうしようかなで、保健所に聞いてみたんですが、こういう突っ張りの本棚とかでもいいんですかね、と。美容院とか床屋とかそんなにきっかり仕切りないとこも多いじゃんとか思いつつ…
もしかしたら、あとから、仕切り取っ払っちゃってるお店もありそうですが…
結論としては、OKとは言われませんでしたが…NGとも言われませんでした…
とりあえず、固定されてるか、簡単には動かせないようになってないとダメ、観葉植物で仕切ってもいいんですかねと聞いたら、これは、ダメとは言われませんでしたが、ダメそうな雰囲気でした。
これ、話しながらなので、結局、最終実物見て判断になるので、相談ベースの段階だと、はっきりOKな場合以外は、保健所の方も、明確な回答はしてくれませんでした^^;言った言わないになるのも嫌だろうしね。
基準も、いまいち曖昧っちゃ曖昧だし…
とりあえず、悩んだら保健所に相談です。この基準は、大事なので、慎重に進めて下さい。
今回、すいません、写真がなかったり手抜きですが、参考になれば幸いです。